支援のルール


パパ、ママの協力による面会交流は、子どもの福祉実現のひとつです。そのためのルールがあります。

面会交流が平穏に長く続くために、調停、審判で取り決められた合意内容やこの支援ルールを誠実に守っていただきます。約束違反、ルール違反は円滑な面会交流の阻害要因となり、子どもの福祉を害することになります。
子どもの健やかな成長のためには、パパとママの応援力はとても大切です。そのために、互いに相手の悪口や批判、相手を刺激する行いは子どもの苦しみとなりますので、厳に慎んでいただきます。
支援期間は、原則、1年間です。しかし、利用条件を変更して契約を更新することが可能です。
回数と時間

①回数や時間は、原則、家庭裁判所の調停で合意した内容の支援となります。
②合意がない場合は、月1回2時間が標準です。

面会交流できる人

①面会交流できる人は、子供の離れて暮らす親(別居親)のみです。
②祖父母等の同伴は、家庭裁判所の調停での合意が必要です。

プレゼント・飲食物

①誕生日プレゼント等については、特に制限はありません。
ただし、高額品や交流の都度のプレゼントは控えてください。
②水分補給のための飲料水、空腹時の軽食・おやつは必要の都度とることができます。

お子さんとの写真撮影

お子さんとの写真を撮ることは、特に制限していません。
しかし、撮った写真をいわゆるネットに流したり、何かの目的をもって第三者に提供したりすることは禁止しております。

お子さんにケガなどの事故があったときの責任

面会交流をしている際にお子さんにケガなどの事故があったときの責任は、面会親となります。

次のようなときは、支援を中止することがあります。

  1. 子どもの前で相手方の悪口を言う。
  2. 子どもに相手方の生活状況などを根掘り葉掘り聞く。
  3. 子どもの連れ去り及び子どもの福祉を害する行為があるとき。
  4. 調停合意書等の約束違反、ルール違反がある時。
  5. 支援員の助言、判断、指示を受け入れないとき。